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県合唱コン金賞 18年ぶり関西大会へ

2016年08月30日

  • 県合唱コンクール金賞で関西大会に18年ぶり出場を決めた赤穂東中学校音楽部

    県合唱コンクール金賞で関西大会に18年ぶり出場を決めた赤穂東中学校音楽部

 2016年度兵庫県合唱コンクール(8月19日、兵庫県芸術文化センター)の中学校の部で赤穂東が2年ぶりに金賞を受賞。透明感のある美しいコーラスが評価され、9月11日(日)に行われる関西合唱コンクールの代表校にも選ばれた。
 混声と同声を合わせて20校が出場。部員25人全員が女子の赤穂東音楽部(小間理恵顧問)は宮古島民謡をベースにした「四つの沖縄の歌」を3部合唱した。初出場で最優秀賞に輝いた今年2月の「交響詩ひめじ合唱コンクール」でも歌い、5月に沖縄を訪問した修学旅行では民泊先へのお礼に披露して現地の人たちの心を打った思い入れのある曲。沖縄出身の教諭から方言の発音を教わり、さらに表現力を高めた。
 今大会の前週にあったNHK音楽コンクールは、まさかの選外。ショックは小さくなかったが、今年度のテーマに掲げる「聴く人の心に残るハーモニーを響かせる」を合い言葉に気持ちを立て直した。OBや保護者の応援も力になったという。
 ステージマネージャーの飯田季恵子さん(14)=3年=は「今までで一番『楽しかった』と感じた」とコンクールを振り返った。関西大会の出場は平成10年以来18年ぶり。部長の石原琉音さん(14)は「聴く人の心に残る演奏を」と部員の思いを代表した。


文化・歴史 ]

掲載紙面(PDF):

2016年9月3日(2198号)3面 (12,900,066byte)


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