2016年09月11日
子どもたちが興味を持って調査に参加した水生生物調査
ライオンズクラブ(LC)の呼び掛けで年1回行われている千種川水生生物調査が10日、赤穂市内の6地点であり、地元の小学生たちが水質判定の指標となる生き物を採集した。
調査は昭和48年から行われ、今年も流域を活動エリアとする6クラブが今月中に約50地点で実施した。
赤穂市内では例年と同じく有年橋、加里屋川、大津川などで調査。小学生約50人と引率教諭13人が参加した。子どもたちは浅瀬の石を一つずつめくり、体長数ミリほどの水生生物をピンセットで採集した。
真殿の小学4年、守田音央君(10)は同級生の桶口雅行君(10)=木津=と高雄橋下流の調査ポイントに参加。2人とも理科が大好きといい、「つかまえた生き物の名前を調べて、体の仕組みとかも勉強したい」と話した。
調査後を終えた子どもたちは加里屋中洲の市教育研究所に採集した水生生物を持ち寄り、顕微鏡などを使って種類を同定。調査結果はLCが冊子にまとめて来年3月ごろ刊行する。
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