2016年09月26日
一般初公開の「礒貝十郎左衛門正久肌着」
NHK土曜時代劇『忠臣蔵の恋〜四十八人目の忠臣』のドラマ化を記念し、主人公の恋人として描かれる赤穂義士・礒貝十郎左衛門の関連資料が上仮屋の赤穂市立歴史博物館で展示されている。来年1月下旬まで。
旗本家の家臣の三男として生まれた礒貝は、14歳で児小姓として浅野家に召し出され、浅野長矩の側近くに仕えた。美男子で舞と鼓が堪能だったことや、切腹時の所持品の中に琴の爪が含まれていたエピソードが知られている。
今展では、礒貝が赤穂で住んでいた屋敷の部屋の大きさや数などを記録した自筆の帳面、討ち入り当夜に着ていたとされる絹衣、礒貝を描いた浮世絵や絵馬など22点を紹介。同館は「遺品や資料を見てドラマのイメージを広げてもらえれば」と話している。
大人200円、小・中学生100円。午前9時〜午後5時。水曜休館。Tel43・4600。
[ 文化・歴史 ]
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掲載紙面(PDF):
2016年10月1日(2201号)4面 (11,891,591byte)
コメント
「運命に、似た恋」の初回が5.0%。
時間帯のハンデが心配されましたが、 なかなか健闘しているようです!
反響もいいみたいですので、これからうなぎ上りが期待できます!
投稿:初回視聴率は7.9 2016年09月28日
ふ〜ん
投稿:あ、そう 2016年09月27日
歴史的には、「磯」ではなく「礒」というのはその通り。ただ、江戸時代などは、戸籍もなく、何かに登録されていた通りに書くというのでもなかったようで、坂本龍馬も、自ら「良馬」と書いたりしています。文字はその時々で適当に使われたこともあるようです。「礒貝」の生誕地では、石柱に「赤穂義士 磯貝十郎左衛門正久公生家跡」と「磯」の字で記されています。
投稿:「磯」じゃなくて「礒」だ・正解 2016年09月27日
歴史的な品などは、いつ、だれに、どのような形で残したものかが明らかになって資料的な意味をもつのでしょ。でなければ、記事にあるように「討ち入り当夜に着ていたとされる」程度の品でしかないということになってしまいそうです。ぜひ、展示品の説明を見たいと思います。
投稿:いわゆる「伝・・・」ですか? 2016年09月27日
記事には書かれてませんが、信頼できる筋に伝わったものらしいですよ。
投稿:「磯」じゃなくて「礒」だっての! 2016年09月27日
歴史上有名な義士ということで、江戸時代から真偽不明な、義士の遺品と言われるものは多く、討入の際に使ったとされるものが赤穂でも義士宝物として展示されています。しかし、着服でも、死者の肌着に類するものを遺品として遺すことが日本人の意識にありましたか。今回展示されている「討ち入り当夜に着ていたとされる絹衣」は、どうした経緯でどこに遺されたものか、ドラマは別にして興味深いです。
投稿:肌着を遺す人・磯貝 2016年09月26日
ドラマ化されるとうっかり史実と思ってしまいますが、「きよ」さんは実在ではなかったといいます。琴の爪は遺品にあったと堀内の覚書にあるようで、どこにもそのように書かれています。これがドラマの源でしょうか。
投稿:美男にありがちな話 2016年09月26日
ドラマに、琴の爪や、折りたたんだ肌着が出てきましたねぇ〜
これは、遺品が残ってるのも、計算のカットだったんですね。
ファンは、見に行きたくなるわ!
ところで、大石神社の前、清水門入ってカーブ曲がってすぐ右手前が磯貝さんの邸宅跡。
標柱はありますが、何か、もっとドラマに併せて解かり易い目印が必要じゃないでしょうか・・・・
投稿:そういうことか 2016年09月26日
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