2016年09月27日
赤穂精華園で行われた不審者対応訓練
凶器を持つ不審者を想定した防犯訓練が大津の障害者支援施設「赤穂精華園」(川見和彦園長)で27日にあり、職員約50人が初動対応の手順や護身術を訓練した。
今年7月に神奈川県相模原市の障害者福祉施設で発生した殺傷事件を受け、同施設が赤穂署と合同で実施した。
不審者役の署員がサングラスとマスクで顔を隠して事務室へ入り、「園長に会わせろ」と要求。短刀を手に迫る犯人を複数の職員が刺股やデッキブラシなどでブロックしている間に別の職員が警察に通報した。
初めて刺股を持ったという総務課職員の水元久代さん(27)は「刺股を相手のどこに当てたらよいかわからず難しかったです」と話し、その後行われた警察官による護身術講習で刺股の使い方を真剣に教わっていた。
[ 社会 ]
掲載紙面(PDF):
2016年10月1日(2201号)3面 (11,891,591byte)
コメント
※コメントは投稿内容を赤穂民報社において確認の上、表示します。投稿ルールを遵守できる方のみご投稿ください。