2016年10月02日
大みそかの世界タイトル初挑戦が決まった小國以載選手=角海老宝石ボクシングジム提供
赤穂出身のプロボクサーで元日本、東洋太平洋王者の小國以載選手(28)=IBFスーパーバンタム級5位、角海老宝石=が12月31日に国内で世界タイトルへ初挑戦することが決まった。
会場は未定。小國選手は「ボクシングキャリアの集大成となるような試合を見せたい」と意気込んでいる。
対戦相手は同級王者のジョナタン・グスマン(27)=ドミニカ共和国=。今年7月、かつて小國選手から東洋太平洋のベルトを奪った和氣慎吾を降して王座に就いたチャンピオンで23戦22勝1無効試合の戦歴。すべての勝利がKOというハードパンチャーだ。
小國選手は21歳でプロデビュー。プロ7戦目で東洋太平洋王者となり3度防衛した。和氣との試合後に角海老宝石へ転籍。日本チャンピオンに返り咲いて2度防衛した後、王座を返上して世界戦へ備えていた。通算戦績は20戦18勝(7KO)1敗1分け。
デビュー8年目でようやくつかんだ世界挑戦のチャンスに小國選手は「正直、長かった。たくさんのみなさんの応援のおかげで、あきらめずにやってくることが出来た」とこれまでの歩みをかみしめた。
10月中旬からタイトル戦へ向けた本格的なトレーニングを開始するといい、「和氣さんが勝てなかった相手。『それなら、おれがやってやる』という気持ちしかない」と照準を定めた。
[ スポーツ ]
掲載紙面(PDF):
2016年10月8日(2202号)1面 (10,640,398byte)
コメント
ガンバレ‼︎誇りやね。
投稿:ハーモニー 2016年10月02日
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