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「目標は金」全国障害者水泳

2016年10月08日

  • 全国障害者スポーツ大会の水泳競技で健闘を誓う真殿悠生君

    全国障害者スポーツ大会の水泳競技で健闘を誓う真殿悠生君

 第16回全国障害者スポーツ大会の水泳競技(10月22〜24日、岩手県盛岡市)に赤穂高3年の真殿悠生(ゆうき)君(17)=相生市那波南本町=が出場する。
 真殿君は5月の県大会で男子25メートル自由形で1位となり、県代表に選ばれた。全国大会では50メートルと2種目にエントリーする。
 左手足にまひがあり、小学2年から兵庫県西播磨総合リハビリテーションセンター(たつの市新宮町)の光都スポーツクラブで水泳を始めた。末政博文コーチの指導で競技としての水泳の楽しさに目覚めた。全国障害者スポーツ大会は中3で初出場して以来2度目。前回も25メートルと50メートルの自由形を泳ぎ、2種目とも1着選手に授与される金メダルを獲得した。
 「競技への取り組みが熱心。アドバイスをしっかり聞くことができるのも長所」と末政コーチ。25メートルの今季ベストは大会記録まで0・8秒に迫っており、「課題のスタートを改良できれば十分にチャンスがある」と期待を寄せる。
 水泳をやってよかったことについて真殿君は「自分とも、相手とも競い合う中で自分が成長していける。向上心や『負けない気持ち』を持てるようになった」と語る。いつも練習場所まで送り迎えしてくれる母への感謝は強く、「良い報告ができるように頑張る」と誓った。


スポーツ ]

掲載紙面(PDF):

2016年10月8日(2202号)4面 (10,640,398byte)


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