2016年10月20日
プラット赤穂で実施した消防訓練
商業施設火災を想定した消防訓練が20日、加里屋のプラット赤穂であり、消防と警察、施設従業員など約80人が参加して初動対応と被害拡大防止を訓練した。
漏電による火花が原因で2階電気室から出火延焼、施設内に煙が充満して従業員や客が逃げ遅れた−との想定。救助工作車、ポンプ車など消防車両11台が出動した。
救助隊が逃げ遅れた人たちを避難誘導。屋上で救助を待つ人たちを35メートル級はしご車で地上に降ろし、エアーテントを設営した救護所で負傷の程度を確認するトリアージ判定を行った。
訓練には「トライやる・ウィーク」で就業体験中の中学生10人も要救助者役で参加。はしご車で救出された赤穂中2年の津原一樹君(14)は「消防の人が腕をしっかり持ってくれたので安心できました。もし、火災に遭遇したら、落ち着いて行動して救助を手伝いたいです」と話した。
[ 社会 ]
掲載紙面(PDF):
2016年10月22日(2203号)4面 (11,092,257byte)
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