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「元気に育って」児童がキジ放鳥

2016年10月26日

  • 高雄小児童が参加して行われたキジの放鳥

    高雄小児童が参加して行われたキジの放鳥

 鳥獣の保護と繁殖を目的にキジの放鳥が26日、高雄の千種川堤防であり、高雄小の3年生児童14人が空に放った。
 兵庫県猟友会が県下各支部で実施している取り組み。赤穂市支部によると、40年以上前から毎年続けているという。
 この日は支部長の岩本定夫さん=片浜町=と会員の花田洋介さん=塩屋=の2人が県猟友会から提供された孵化後120日程度のニホンキジ12羽を持参。箱から飛び出すほど元気なキジを慎重に子どもたちに手渡した。
 児童たちは「体が温かい」「オスは色がきれい」などと言いながら一羽ずつ放鳥。放たれたキジたちは勢いよく飛び立った。岩本さんによると、「キジは飛ぶよりも走るのが得意で、人間よりも早く走る」といい、子どもたちはキジの能力に驚いた。
 小畑開聖君(8)は「フワフワしていた」と感触を振り返り、望月可憐さん(9)は「たくさん子どもを産んで、元気に育ってほしい」と願った。


社会 ]

掲載紙面(PDF):

2016年10月29日(2204号)4面 (9,559,213byte)


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