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ご当地スイーツ開発に高校生が挑戦

2016年10月29日

  • 地元特産を活かしたオリジナルスイーツの商品開発へパティシエの技を学んだ研修会

    地元特産を活かしたオリジナルスイーツの商品開発へパティシエの技を学んだ研修会

 地元の特産食材を活かしたスイーツの商品開発に赤穂高校の調理部が取り組んでいる。
 26日にはパティシエを学校に招いて実技研修。プロから教わったアイデアやコツを参考にレシピを完成させ、12月14日に義士祭当日限定で販売する予定だ。
 高校生の力を地域の元気づくりに役立てようと、県立こどもの館と同校が連携して実施。研修会の講師として元大阪ホテルプラザ製菓料理長の阿部忠二さんが来校した。
 研修会は学校の調理室で行われ、赤穂塩を隠し味に使ったクッキー、赤穂産はっさくマーマレードをトッピングしたケーキなどオリジナルの焼き菓子4種の作り方を阿部さんが実演。調理器具の使用法や食材の扱い方などを惜しみなく伝授した。
 「食べる人が『おいしかった』と言ってくれることをイメージして作ることが大切。食材にも感謝して。何よりも作り手が調理を楽しんで」と阿部さん。調理部の部長の萩原祐奈さん(16)=2年=は「プロの技を間近で勉強させてもらえて参考になった」と言い、副部長の高見果歩さん(17)=同=は「教わったことを活かして完成度の高い商品に仕上げたい」と希望を話した。


社会 ]

掲載紙面(PDF):

2016年10月29日(2204号)1面 (9,559,213byte)


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