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江戸後期建立の合同墓を改修

2016年10月30日

  • 花岳寺であった「想墓萬霊塔」の改修記念法要

    花岳寺であった「想墓萬霊塔」の改修記念法要

 加里屋の曹洞宗花岳寺(片山元道住職)は江戸後期に建てられた永代供養合同墓「想墓萬霊塔(そうばかばんれいとう)」を改修。30日に記念法要と納骨供養を行い、総代と檀家など約30人が焼香した。
 墓碑に刻まれた碑文などによると、合同墓は天明4年(1784)に14世住職が建立。多くの墓が無縁となって朽ちていく状況を憐れみ、合祀したという。
 合同墓は今回の改修に伴い、従来あった場所から7〜8メートルほど南東へ移動した。台座を新調して納骨スペースを拡張。芳名板を新たに設置した。
 今後は宗旨宗派を問わず納骨を受け付けるといい、同寺は「先祖を敬い、お互いを敬い合う『しるべ』となれば」と話している。


社会 ]

掲載紙面(PDF):

2016年11月5日(2205号)4面 (12,806,731byte)


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