2016年10月31日
自治会の要望を受けて市民の会が開いた学習会
赤穂市内で建設計画がある産業廃棄物最終処分場について関心を高めようと、住民対象の学習会が30日、中広の千鳥集会所であった。
千鳥自治会の依頼を受けた「産業廃棄物最終処分場建設反対赤穂市民の会」(会長=木村音彦・赤穂市自治会連合会長)が主催。住民約15人が参加した。「市民の会」副会長の川西康行さん(68)=鷏和=が資料をスクリーンに映しながら最終処分場の構造や赤穂市内で計画されている3つの処分場の立地などを説明した。
川西さんは、最終処分場から有害な汚水が河川や海へ流出した場合、飲料水や農業用水、水産業などに深刻なダメージを与える危険性を指摘。「子や孫の世代に影響がある問題。行政や議会に任せっきりにするのではなく、我々一人一人が声を上げていくことが必要」と訴えた。
同会は「今後も自治会などから要望があれば学習会を開催したい」と話している。問い合わせは川西さんTel090・6235・7358。
[ 社会 ]
掲載紙面(PDF):
2016年11月5日(2205号)1面 (12,806,731byte)
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