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津波避難訓練に住民ら1000人

2016年11月06日

  • 赤穂地区で行われた防災訓練

    赤穂地区で行われた防災訓練

 南海トラフ巨大地震を想定した津波避難・情報伝達訓練が6日、赤穂地区まちづくり連絡協議会と赤穂市の主催で行われ、地区住民と市職員、関係機関など約1000人が参加。防災意識の向上を図った。
 平成24年から毎年地区持ち回りで実施している訓練。「和歌山及び四国沖でマグニチュード9・1の巨大地震が発生し、大津波警報が発令。赤穂市では震度6弱を観測、120分後に高さ3メートルの津波が襲来する」との想定で行われた。
 地震発生を表すサイレンを合図に住民らは単位自治会や班ごとに集合し、指定避難所の赤穂小学校へ避難。アルファ米の炊きだし方法や初期消火などを訓練した。
 ペット同伴可能な避難所設置を広める活動を行っている市民グループ「海ねこチャリティ赤穂」の岡本佳子さん(32)は飼い猫を連れて参加。「ペット避難のルールを決めることを行政にも提案したいです」と話していた。


社会 ]

掲載紙面(PDF):

2016年11月12日(2206号)4面 (12,474,401byte)


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