2016年12月03日
「ともしびの賞」の受賞が決定した佐方直陽さん
地域文化向上に功績があった個人・団体を称える「ともしびの賞」の平成28年度受賞者がこのほど兵庫県から発表され、坂越の佐方直陽さん(85)が選ばれた。表彰式は12月6日(火)、神戸市中央区の県立美術館で行われる。
赤穂小、赤穂西中で校長を歴任した佐方さんは定年後も地域の歴史文化の研究にいそしみ、平成21年に赤穂ゆかりの儒学者について顕彰する「赤穂山鹿素行研究会」を有志で発足。研究成果を学習会や出版物などで発表し、その思想の現代的意義の普及に努めている。
また、地域の伝統行事の保存継承にも熱心に取り組み、趣味の切り絵で地元の風景を再現するなど地域文化の向上に尽力。こうした活動の功績が認められ、受賞が決まった。
佐方さんは「いろんなことに取り組めてきたのは周りの方の支えや後押しのおかげです。研究も切り絵創作もできる限り長く続けたいと思っています」と話している。
[ 社会 ]
掲載紙面(PDF):
2016年12月3日(2209号)1面 (11,023,506byte)
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