2016年12月07日
第113回赤穂義士祭のPRポスター
総勢約1000人の忠臣蔵パレードが城下町に繰り出す「第113回赤穂義士祭」は12月14日(水)に行われる。
メーンの義士行列には俳優の中村梅雀さんが大石内蔵助役で特別出演。人気パーソナリティの浜村淳さんが祭りの様子を実況する。主催の赤穂義士祭奉賛会は6万人の人出を見込んでいる。
パレードは赤穂城跡大手門前交差点から午前10時に出発。第32代赤穂義士娘の3人がお姫様姿で人力車に乗って進む「義士娘人力道中」、忠臣蔵ゆかりの人物に扮して歩く「義士伝行列」などが加里屋「いきつぎ広場」横の本部前まで約1・1キロを練り歩く。
大衆演劇のスター、都若丸さんら俳優陣が出演する「東映剣会殺陣」は同交差点(午後0時20分)と本部前(同1時15分)で迫真の立ち回りを披露する。城明け渡しや討ち入りなどのシーンを再現する「忠臣蔵名場面の山車」には江戸城松の廊下の刃傷事件に居合わせた梶川与惣兵衛の子孫、梶川雄二さん=神戸市中央区=が出演。「義士行列」は午後1時半ごろ大手門を出発し、2時50分ごろに本部前で勝ちどきを挙げて祭りを締めくくる。
上仮屋の赤穂城跡内武家屋敷公園では、午前10時から義士親善友好都市と近隣市町などによる交流物産市が開かれる。
14日は義士祭開催に伴い、パレードコースと周辺が午前9時から午後5時半まで通行規制される。また、千種川河川敷に臨時駐車場を設ける。
問合せは同奉賛会事務局Tel43・6839(市産業観光課)。
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前日の13日(火)には城下各所で午後5時から「義士追慕の前夜祭」を開催。竹燈籠や行燈、ろうそくなどを灯して偲ぶ。
加里屋の花岳寺門前広場では甘酒と大石内蔵助が好んだと伝えられているニラ雑炊、上仮屋の赤穂大石神社では粕汁、赤穂城跡本丸前では豚汁がそれぞれ振る舞われる。
また、息継ぎ井戸や赤穂城大手門など義士ゆかりのスポット5カ所を巡るスタンプラリーは先着順で「陣たくん缶バッジ」、抽選で豪華賞品が当たる。
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