2016年12月07日
塩屋の大津川を泳いでいるスズキの大群の中に、うろこやひれが傷んだ個体が大量に見つかったことについて、検査の結果、異常のある魚から細菌や寄生虫が検出されたことがわかった。
赤穂市農林水産係によると、11月30日に同川で背中がただれたり、尾びれが欠けたりなどしているスズキ2匹を捕獲。兵庫県水産技術センターが解剖したところ、一匹の患部からたんぱく質を分解する細菌が多数確認され、えらには貧血の原因となる寄生動物が見つかった。もう一匹の患部には組織を壊す寄生虫が多く寄生していた。
同センターによると、確認された細菌や寄生虫は海中に広く分布している種類で、通常は魚の生体防御機能により感染することはないが、養殖場での過密飼育によるストレスや網ずれなどの外傷をきっかけに感染する場合があるという。
今回検査した魚からは、個体によって異なる細菌や寄生虫が検出されたことから、同センターは「特定の病原生物が増加したのではなく、魚が病気に感染しやすい状況に置かれていた可能性が高い」と考察している。
[ 社会 ]
関連サイト:
コメント
つまり、その外傷を負わせた犯人がヒルです。
鈴木くんの仮説です。
投稿:鈴木くん 2016年12月07日
※コメントは投稿内容を赤穂民報社において確認の上、表示します。
投稿ルールを遵守できる方のみご投稿ください。