2008年10月10日
教育長に就任した室井久和氏
23歳で小学校教諭として採用されて以来、40年間にわたって教育に関わってきた。10月から第8代教育長に就任。「また現場に関わる仕事ができる」と熱意を燃やす。
目指すのは「楽しく学べる学校づくり」。
「近頃は社会全体が一つの失敗ですべてを否定してしまったり、弱者を徹底的に痛めつけたり。せめて学校だけは失敗を恐れず、安心して学べるところであるべき」との思いを持っている。『「いのち」「もの」「こころ」を大切に』をキーワードに、いじめ、不登校、学校における安全・安心などの課題に取り組む。
「自分の人間性が子どもたちに大きな影響を与える立場」と教師の責任とやりがいの大きさを語る。「現場にこそ真実があり、課題があり、進むべき道しるべがある」と自分自身も“現場主義”を貫く気構えだ。
好きな言葉は「一期一会」。これまでに受け持った子どもたちの笑顔は当時のまま心の中で輝き続けているという。かつての教え子と酒を酌み交わすことも。教師冥利に尽きるひとときだ。
[ 社会 ]
掲載紙面(PDF):
2008年10月11日(1816号)3面 (9,101,879byte)
コメント
この人を教育長に選んでからもう3年、いろいろな実績を上げつつ順調に進んでいることは大変すばらしいことです。今後もその調子で・・・といいたいところですが、実はこの実績、よく観察してみると、ゆがんでいませんか?
とくに道徳、人事面、教育方針、なぜか一般常識からずれていると思われるところが多々あります。
教育長さん、このあたりで過去を総括されることが必要かと思いますがどうでしょう?
投稿:名無しさん 2011年03月30日
※コメントは投稿内容を赤穂民報社において確認の上、表示します。
投稿ルールを遵守できる方のみご投稿ください。