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忠臣蔵ファン 石川から来穂して熱唱

2016年12月13日

  • 大石内蔵助の討ち入り装束で熱唱する川尻篤男さん

    大石内蔵助の討ち入り装束で熱唱する川尻篤男さん

 忠臣蔵ウイークの協賛イベントとして10日に開催された「カラオケお楽しみ大会」に義士ファンの男性が石川県から参加。大石内蔵助の討ち入り装束で舞台に立ち、会場を沸かせた。
 穴水町穴水の自営業、川尻篤男さん(71)。忠臣蔵が大好きで、趣味のカラオケでは「義士に捧げる」という心持ちで、ほぼ毎回「長編歌謡浪曲 元禄名槍譜 俵星玄蕃」を歌うという。赤穂市から取り寄せた観光資料の中にカラオケ大会があることを知り、参加を申し込んだ。
 カラオケ大会は中広の赤穂市文化会館ハーモニーホールで開かれ、川尻さんは主催の市民グループが準備した義士衣装を着てステージへ。約300人の観客を前に十八番の「俵星玄蕃」を熱唱した。
 歌い終えた川尻さんは「義士の町で舞台に立てて感無量。客席から大きな拍手をもらえてうれしかった。来年もまた来たい」と感激した面持ちだった。


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