2016年12月20日
キャンバスの裏面にサインする児童たち
異なる国や地域の子どもたちが壁画の共同制作を通して相互理解を深めるアートマイル。原小学校と台湾・蛍橋小学校の取り組みでは、原小の子どもたちが先にキャンバス(縦1・5メートル、横3・6メートル)の左半分を描くことになりました。
テレビ会議システムや掲示板でアイデアを出し合い、作品テーマは「お国自慢」に決まりました。お互いの国の代表的な建造物や食べ物などを紹介し合うというものです。
インターネットで集めた写真を参考に下絵を作り、プロジェクターでキャンバスに投影。輪郭をなぞって下書きし、色を塗り、5・6年生全員で役割分担して描きました。作品の裏面に各自が名前をサイン。先日作ったクリスマスカードを一緒に梱包して12月13日に台湾へ発送しました。今度は台湾の子どもたちが右半分を描き、来年3月までに日本へ送り戻す予定です。
6年の大洲優君(11)は「日本の良いところを知って、好きになってほしいと思って描きました。台湾の人たちが残り半分にどんな絵を描いてくれるか楽しみです」。
作品の具体的な内容は完成した絵が日本に戻ってから紹介したいと思います。読者のみなさんも楽しみにしてください。
[ アートマイルで世界と友だち ]
掲載紙面(PDF):
2016年12月23日(2212号)3面 (11,037,555byte)
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