2016年12月31日
近畿市町村広報紙コンクールで奨励賞を受賞した「あこう社協だより」と編集担当の荒尾慎平さん
公共機関が発行した広報紙の出来映えを競う「第29回近畿市町村広報紙コンクール」(毎日新聞社など主催)で、赤穂市社会福祉協議会の「あこう社協だより」が奨励賞を受賞した。
「あこう社協だより」はA4判8ページまたは12ページで月刊。市広報に折り込んで市民に配布されている。受賞したのは、満100歳のお年寄り一人一人をインタビュー記事と写真で紹介した9月号。人生の思い出や長寿の秘訣などのエピソードと生き生きした表情が紙面に並び、「丁寧に時間をかけて取材した印象で労作」などと審査講評で評価された。
「できるだけリラックスして取材に応えてもらえるように心掛けました」と編集担当の荒尾慎平さん(27)。耳が聞こえにくい人にもわかりやすいように質問を紙に大きな字で書いて見せるなど配慮したという。
同コンクールには行政、議会など68団体が応募。赤穂市社協は昨年に続いて2度目の応募で初受賞となった。荒尾さんは「これからも読んだ方に、ほっとしてもらえるような紙面づくりを目指したいです」と受賞を励みにしている。
掲載紙面(PDF):
2017年1月1日・第2部(2214号)3面 (12,418,503byte)
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