2017年01月24日
赤穂出身のプロボクサーで初の世界チャンピオンとなった小國以載選手(28)を地元からも応援しようと、市民有志による後援会が21日発足した。
2月下旬にチャンピオンを招き、赤穂市内で祝勝会を開催。今春にも予定されている防衛戦へ向けて会員とカンパを募り、支援体制を確立する。
小國選手は大みそかに行われたIBF世界スーパーバンタム級タイトルマッチで、それまで無敗だった王者を12回判定で破り、プロ21戦目で念願の世界王座を奪取。後援会を立ち上げようという機運が急速に高まった。
後援会はプロボクサーとしての小國選手の活動支援をメーンに地域活性化、青少年育成も目的とする。従来から小國選手をサポートしてきた「元祖かもめ屋赤穂本店」の大塩純市さんを会長に発足し、特別顧問に地元選出の山口壮・衆院議員、アドバイザーに赤穂市体育協会の満重義浩理事長を迎えた。
入会無料で、目的に賛同する人なら誰でも入会できる。会員にはファンサービスや試合の情報を優先的に知らせる。
活動資金は会員からのカンパ(一口1000円、何口でも可)でまかない、全額を小國選手のトレーニング費と応援費用に役立てる。後援会長の大塩さんは「小國君は赤穂が生んだヒーロー。一緒にリングに上がる気持ちで一人でも多くのみなさんに支援してもらえればありがたい」と協力を呼び掛けている。
後援会では事務を手伝うボランティアスタッフを募集。主な業務は会員の名簿整理で在宅で作業できる。詳しくは事務局Tel55・9220。
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掲載紙面(PDF):
2017年1月28日(2217号)1面 (13,349,874byte)
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