2017年02月02日
女性の活躍に向けた取り組みを一層推進しようと、赤穂市は男女共同参画プランに自治会長や審議会委員の女性比率に数値目標を設ける一部見直し案をまとめた。
見直し案では、現行プランで「自治会活動における男女共同参画の促進」としている箇所を改め、「自治会長に占める女性の割合を10%にする」と明記。また、行政方針を決定する審議会などの委員について「女性比率の向上」と表記しているところを「女性の割合を30%以上にする」と具体的な数値目標を盛り込んだ。
赤穂市では平成16年に男女共同参画プランを策定。現在は第2次プラン(計画期間26〜35年度)に沿って施策を進めている。
市によると、女性の自治会長は現在は一人もなく、審議会などに占める女性委員の割合は20%(平成28年3月末時点)にとどまっており、「目標を掲げることで、考え方の転換や意識付けを図りたい」(市民対話課)と話している。
見直し案は市役所、各公民館で閲覧でき、市ホームページにも公開。2月28日(火)まで市民から意見を募集している。Tel43・6818。
[ 政治 ]
掲載紙面(PDF):
2017年2月4日(2218号)1面 (17,417,301byte)
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