2017年02月04日
『くらやみのくにからきたサプサリ』 ○絵・文/チョン・スンガク ○訳/おおたけきよみ ○アートン新社
韓国では、古くからサプサリ(鬼神をみつめる狗)の伝承が語られてきました。
サプサリ伝承と高句麗の古墳の壁画の四神(玄武、朱雀、青龍、白虎)を合体させ一冊の絵本が生まれました。
わが国の高松塚やキトラ古墳にも四神が描かれています。
この絵本を読んでいくうちに、わが国ではどんな思いで古代の人々がくらしていたのだろうかと思うようになりました。
韓国の新しい絵本からさまざまな思いをくみとらせてもらいました。わが国にも多くの絵本がありますが、何かしら物語の内容にパワー不足を感ぜざるを得ません。なぜそうなるのでしょか…。
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『くらやみのくにからきたサプサリ』○絵・文/チョン・スンガク○訳/おおたけきよみ○アートン新社
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▽くぼっち先生=元中学校長の久保良道さん。自宅車庫に国内外の絵本を集めた私設図書館「くぼっち文庫」を開設し、4000冊を超える絵本を無料で貸し出している。第2・第4土曜日に開館。有年原434。Tel49・2089。
[ 絵本で世界を旅しよう ]
掲載紙面(PDF):
2017年2月4日(2218号)3面 (17,417,301byte)
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