赤穂民報

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収穫の喜びと大変さを体験

2008年10月14日

  • 黄金色に実った稲を刈る子どもたち

    黄金色に実った稲を刈る子どもたち

 かまで稲を刈り取る昔ながらの収穫体験が13日、上高野の水田で行われた。
 食べ物のありがたさをわが子らに伝えようと、坂越小父親クラブ「いかりクラブ」が上高野自治会(高田國弘会長)の協力で実施した。
 子どもたちは今年6月、地元で農業を営む平松久徳さん所有の田約14アールにもち米の「ミヤタマモチ」を手植え。高さ20センチほどだった苗は1メートル以上に成長し、稲穂が頭を垂れた。
 稲刈り体験には1年生から6年生まで約20人が参加した。稲の根元をしっかり握り、1株ずつ収穫。かまの扱いに苦労する様子も見られたが、上手に刈り取れると笑みがこぼれた。
 高田会長によると、収穫量は約480キロ。同クラブは今月25日に学校で行われる「ふるさとまつり」のもちつきに使われる。
 初めて稲刈りをした5年生の江見紗香さん(10)は「金色の稲穂がきれいだった。早く食べてみたい」と楽しみにしていた。


子供 ]

掲載紙面(PDF):

2008年10月18日(1817号)4面 (9,170,483byte)


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