2017年02月10日
平成29年度赤穂市一般会計当初予算案
平成29年度赤穂市当初予算案の主な事業
赤穂市は平成29年度当初予算案を9日発表。一般会計は220億6700万円(前年度比3・2%減)、特別会計と企業会計を加えた全会計は531億2800万円(同6・5%減)とし、一般財源の伸びが見込めない中、前年度に続いて財政の緊縮を図った。
総合戦略に掲げた▽安定した雇用創出▽新しいひとの流れづくり▽子育て支援▽安全・安心−の4つの基本目標に重点的に予算を配分した。
昨年に赤穂市を中心とする一帯で存在が明らかになった国内最大級のカルデラを地域資源として活用するための取り組み、市政課題の一つとなっている空き家対策などを盛り込んだ。現在は第3子以降を対象としている保育料軽減事業は第2子以降へ拡充。ごみ処理広域化へ向けて相生市との連携を検討する。
予算案によると、インフラ整備などに充てる投資的経費を45億1900万円(13・1%減)に引き締めたが、それでも財源不足のため基金を7億3300万円取り崩す。収入に対する借金の割合を示す「実質公債費比率」は9・5%(0・1ポイント増)、財政規模に対する将来負担額の割合を示す「将来負担比率」は183・0%(同17・1ポイント増)と、いずれも悪化する見通し。
明石元秀市長は「一般財源の確保に苦慮しているのが現実だが、しっかりと市民生活に定着した予算を組んだ」とし、「(29年度は)我慢の年。次に飛躍するステップとしたい」と語った。
主な事業は別表のとおり。
[ 政治 ]
掲載紙面(PDF):
2017年2月11日(2219号)3面 (11,148,762byte)
コメント
ロッキングハム市には何の恨みも御座いません。
私が知らないだけで、何かしら特別な意味があるのであれば、それは、それで交流は継続するのは大事とも思います。
投稿:↑追伸 2017年02月10日
たとえば、ロッキングハム市との姉妹都市提携で赤穂市と、具体的に、どれ位の相互相乗効果があるのか教えて頂きたい。オーストラリアからの観光客など見た事がない。一部少数市民の青少年の交流もいいが、発展的拡大効果が、その後、全くないように思われる。
最近の話題から言うと、赤穂との縁では、イタリアが最も有望。
瀬戸内のナポリと言われるぐらい景観が似ている事、魚介類が豊富、新鮮でピザの有名店が全国区で頑張ってる事、東京のイタリア大使館と赤穂義士の縁が深いという事。
イタリア・ナポリなどの都市と日本のナポリ繋がりで友好都市を組み、イタリア大使にも来てもらって、相互に観光客を誘致するキャンペーンなど考える方が、マッチしていると思う。
これは、例えばの一方的な個人の意見だが、効果がないのにしがらみで流される投資はどんどん代える事が大事だと思い意見させて頂きました。
投稿:既成概念の根本的改革で新鮮都市 2017年02月10日
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