2017年02月11日
手紙作文コンクールで入賞した岩崎水萌さん、福井柚花さん(右)
第49回手紙作文コンクール(日本郵便主催)の中学生・はがき作文部門で有年3年の岩崎水萌(みなも)さん(15)が銀賞、福井柚花(ゆずか)さん(15)が銅賞を受賞。9日、2人に塩崎広之・赤穂郵便局長から表彰状が伝達された。
2人とも母へのメッセージをしたためた作品。岩崎さんは、母が作る味噌汁や目玉焼きのイラストを背景に「いつも、家事に仕事に、家族のために頑張ってくれてありがとう。無理はしていませんか」などとねぎらいの言葉を綴った。福井さんは「いつもはなんだか照れくさくて言えないけれど、ありがとう」などの文章にカーネーションの絵を添え、15年間の感謝を表した。
岩崎さんは「文字から温かみが伝わる」と手紙の良さを話し、福井さんは「改めてお母さんに『ありがとう』と伝えたい」と笑顔を見せた。
同コンクールは手紙文化振興と文章表現によるコミュニケーションを通じた子ども育成を目的に行われ、今回は幼児から高校生までの4部門に計12万7984点の応募があった。有年中は数年前から授業の一環で全校生徒で応募。前回も志賀央佳(ひろか)さん=当時2年=が銅賞を受賞しており、2年連続で受賞生徒が生まれた。
[ 文化・歴史 ]
掲載紙面(PDF):
2017年2月11日(2219号)1面 (11,148,762byte)
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