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難聴児童のために補聴器セットを寄贈

2008年10月14日

  • 山之口敏雄・赤穂ライオンズクラブ会長から補聴器を受け取る小野颯太君

    山之口敏雄・赤穂ライオンズクラブ会長から補聴器を受け取る小野颯太君

 障害者の社会参加を支援する取り組みを進めている赤穂ライオンズクラブ(山之口敏雄会長)は14日、城西小学校(西田美恵子校長)へ高性能補聴器セットを寄贈した。
 同校1年生の小野颯太君(6)は難聴のため人工内耳を装用。専用マイクに向かって話した声をFM波で送受信する補聴器で授業を受けているが、マイクを付けた先生の声しか聞こえない難点があった。
 同クラブは、普段小野君が使っているのと同じスイス製補聴器セット2台を寄贈。合計3台になり、クラスメートとの話し合い活動も可能になる。
 「みんなといっしょに楽しく学校で過ごしてね」と全校集会で山之口会長から補聴器を贈られた小野君。「友だちの声が聞けるのが楽しみ」とうれしそうだった。


子供ボランティア ]

掲載紙面(PDF):

2008年10月18日(1817号)3面 (9,170,483byte)


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