2017年03月03日
原小と台湾・蛍橋小が共同制作したアートマイル壁画
原小学校に国際小包が届きました。差出人は台湾の蛍橋小学校。「お国自慢」をテーマに、先に原小がキャンバスの左半分を描いて台湾に送り、蛍橋小が右側を描き加えて完成させたアートマイル壁画が日本に戻ってきたのです。
制作に関わった5、6年生が体育館に集まりました。先生がカッターで梱包を開封。折りたたまれたキャンバスを取り出し、子どもたちが広げました。
「おおー」「きれいー」。台湾に送る前は真っ白だった右半分が色鮮やかな絵で彩られ、左右対称の構図が完成していました。
お互いに自分の国の代表的な食べ物や建造物、祭りなどを描きました。植物はどちらも満開の桜の木。台湾も桜がたくさんあるのでしょうね。画面中央の山は合作で、原小の子どもたちは富士山を描きました。蛍橋小の児童たちが描いたのは台湾最高峰の玉山でしょうか。山の頂上では日本と台湾それぞれの伝統的衣装を着た人が相手の国旗を持って肩を組み合い、友好を表現しています。
作品を見た子どもたちは「細かいところまで描かれていて、うれしかった」(岩本尋樹君)、「台湾に行ってみたくなりました」(柏木水樹君)などと感想を話しました。
有年小と台湾・国語実験小が共同製作した作品も3月中に日本に届く予定です。そちらも楽しみです。
[ アートマイルで世界と友だち ]
掲載紙面(PDF):
2017年3月4日(2222号)4面 (13,192,171byte)
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