2017年03月07日
笑顔で花束を受け取った琴奨菊関
大相撲の人気力士・琴奨菊関(33)が7日、片浜町の介護老人保健施設「伯鳳会プラザ」を慰問。利用者のお年寄りと親しく交流した。
同施設を運営する医療法人伯鳳会の古城資久理事長は、琴奨菊関が所属する佐渡ヶ嶽部屋の後援会員。琴奨菊関は昨年3月にも同法人系列の赤穂中央病院を慰問しており、1年ぶりに来穂した。
昨年1月の初場所で日本人出身力士として10年ぶりに優勝した琴奨菊関だが、その後は故障を抱える足の状態が思わしくなかったこともあり、ここ2場所連続で負け越し。関脇で迎える3月の大阪場所は大関復帰を懸ける場所になる。
この日は利用者や一般ファンなど約170人を前にマイクを持ち、「最近は重圧で自分の相撲がとれていなかった。てっぺんに上がることだけを考えて、強い心と体で土俵に上がりたい」と決意表明。「横綱目指して頑張ってー」との声援に大きくうなづき、一人一人と握手して笑顔を振りまいた。
利用者を代表して花束を手渡した相生市青葉台の竹田いつ子さん(83)は「握ってくれた手が温かくて大きかった。テレビで応援するので優勝してほしい」と活躍を願った。
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2017年3月11日(2223号)3面 (16,599,915byte)
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