赤穂民報

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ベンガル民話

2008年10月18日

  • 『たまごからうま』○再話/酒井公子○絵/織芝恭子○偕成社

    『たまごからうま』○再話/酒井公子○絵/織芝恭子○偕成社

 インドのベンガル地方には、「たまごからうま」ということわざがあるそうです。
 卵から馬が生まれるなんてありえません。つまり、「絶対に起こりそうもない」という意味なのですが、表現の仕方がおもしろいですね。
 人間は一つのことを思いつめると、後から考えると本当に穴があったら入りたいくらい恥ずかしい言動をすることがあります。
 この絵本は、その辺りをおもしろく表現することによって「たまごからうま」ということわざを上手に説明しています。
 ベンガル地方の人々の暮らしの知識を感じさせる絵本です。
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『たまごからうま』○再話/酒井公子○絵/織芝恭子○偕成社
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 ▽くぼっち先生=元中学校長の久保良道さん。平成15年7月に有年原の自宅に国内外の絵本を集めた私設図書館「くぼっち文庫」を開設。「絵本は人生を豊かにしてくれる」と自費で集めた約2000冊を無料で貸し出している。第2・第4土曜日に開館。Tel49・2089


絵本で世界を旅しよう ]

掲載紙面(PDF):

2008年10月18日(1817号)4面 (9,170,483byte)


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