2017年03月21日
さまざまな職種で働く人たちが仕事のやりがいを語ったキャリア学習会
さまざまな職種の人から仕事のやりがいや苦労を聞く「キャリア学習会」が21日、加里屋の赤穂中学校(平井正彦校長)であり、1、2年生約250人が自営業者や医師などの話に耳を傾けた。
仕事や働く意義を考え、自分の将来を描くきっかけにしようと、赤穂ライオンズクラブ(関孝志会長)の協力で開催。市内に事業所がある設計士、調理師、獣医師など5人が仕事着姿で登壇し、現在の職業を選んだ動機や一日の仕事のスケジュールなどを紹介した。
運送会社を経営する金礪正和さん(62)=加里屋=は阪神淡路大震災で物流網が寸断されたときにも納期を守って荷物を届け、「お客さんから、ありがとうと言われて、すごくやりがいを感じた」と回想。中学を卒業してすぐに料理の道へ進んだ飲食店経営者の嘉陽田征信さん(53)=坂越=は「夢はいっぱい持っていい。失敗を恐れず頑張って」と励ました。
将来はスポーツ関係の仕事に就きたいという2年の橋本悠司君(14)は「もっとしっかりと自分のやりたいことを考えてみようと思った。まずは部活も勉強も頑張る」と意欲を話した。
[ 社会 ]
掲載紙面(PDF):
2017年4月1日(2226号)3面 (12,464,295byte)
コメント
※コメントは投稿内容を赤穂民報社において確認の上、表示します。投稿ルールを遵守できる方のみご投稿ください。