2017年03月25日
任期満了に伴う赤穂市議選(定数18)は3月26日(日)に告示される。選管の予備審査を受けた現職14人、元職2人、新人5人の計21人が出馬する見通し。少数激戦の選挙戦が始まる。
少子高齢化が加速する中、子育て支援や福祉の充実、地域活性化など、さまざまな市政課題に市議としてどのように取り組むのか、政治理念や発想力が問われる選挙となる。また、市議会が一昨年に決議した「産業廃棄物最終処分場建設に反対する都市宣言」を踏まえた考え方にも、それぞれの立候補予定者によって違いがあり、有権者にとって誰に投票するかの判断材料になりそうだ。
立候補予定者の年齢別では、60代が10人で最も多く、20代1人、40代2人、50代6人、70代2人。30代はいない。男性は20人で女性は1人。現住所の中学校区別だと、赤穂東校区が8人で最多。赤穂校区7人で赤穂西、坂越、有年はいずれも2人となっている。
立候補届け出は26日午前8時半から午後5時まで赤穂市役所で受け付ける。投票は4月2日(日)午前7時から午後8時まで市内22カ所の投票所で行われ、午後9時から市民会館で即日開票する。
3月2日現在の有権者数は4万1295人(男1万9691人、女2万1604人)。選挙権年齢が「18歳以上」に変更されてから初めてとなる市議選。過去最低の投票率だった前回(62・59%)を上回るかどうかも注目される。
期日前投票は次の各会場で行われ、居住地に関係なく、どこでも投票できる。
▽3月27日〜4月1日=市役所2階204会議室(午前8時半〜午後8時)
▽3月27日=尾崎公民館(午前10時〜午後6時)
▽3月28日=坂越公民館(同)
▽3月29日=塩屋公民館(同)
▽3月30日=有年公民館(同)
[ 社会 ]
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2017年3月25日(2225号)1面 (12,118,560byte)