2008年10月16日
陶芸を楽しむ熟年者たち
熟年世代に趣味探しの場を提供しようと赤穂市中央公民館が5回シリーズで開いている「第二の人生応援講座」が参加者から好評だ。
2回目の15日は陶芸体験。60〜70歳代の16人が岡山県赤磐市の陶芸作家、菅形基道さん(57)の手ほどきで備前焼に挑戦した。
菅形さんが「ゆっくりとロクロを回しながら作るのがコツ」と作り方をアドバイス。参加者は小鉢や花器などそれぞれ作りたいものをイメージして土をひねった。
制作した作品は菅形さんの窯で焼成し、約1カ月に参加者の元へ戻される。友人と一緒に参加した加里屋の長野サチ子さん(71)は「自分探しをするために参加しました。陶芸は初めてですが、どんな風に仕上がるか楽しみ」と自作の茶碗を眺めていた。
同講座は来年1月まであり、山歩きや料理、園芸を体験し、自分に合ったライフワークを探す。
[ 文化・歴史 ]
掲載紙面(PDF):
2008年10月18日(1817号)3面 (9,170,483byte)
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