2017年06月06日
県と市の関係者らが福浦の海岸堤防を視察した防災パトロール
梅雨や台風の時期を前に、兵庫県は県内のため池や山地災害危険地区などを防災パトロール。赤穂市内では福浦の海岸堤防をこのほど視察した。
県によると、福浦の海岸堤防は元禄16年(1703)に池田藩郡代の津田永忠により築造。その後、岡山県知事が海岸保全区域に指定し、昭和38年に福浦地区が越県合併されたのに伴い、兵庫県に移管された。堤防は延長380メートルで67・5ヘクタールの農地を高潮から保護している。
視察には県、市などから11人が参加。東元良宏・西播磨県民局長も訪れ、樋門の構造や排水機場の仕組みなどについて説明を受けた。地元で排水機場の管理を担当している山本光輝さん(78)は「台風や大雨に対応できるよう、点検と整備をしています」と話した。
県は6月を「豊かなむらを災害から守る月間」と定め、各市町や関係機関と協力して合同パトロールを行っている。
[ 社会 ]
掲載紙面(PDF):
2017年6月17日(2235号)3面 (11,615,729byte)
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