2017年06月14日
拡幅整備が完了した市道木津高雄線の開通式
道路横の斜面崩落によって通行止めになっている市道浜市高雄線の付け替え道路として赤穂市が拡幅整備していた市道木津高雄線の工事が完了し、13日に開通式が行われた。
浜市高雄線は昭和40年代に土砂を採掘した跡地が風雨で崩れ、落石が発生。市が平成22年6月から通行止めにし、24年度から約70メートル東を並行して通る木津高雄線(延長約360メートル)を代替路として整備してきた。
工事費約1億800万円をかけ、車道(幅5メートル)の片側に安全柵付きの歩道(幅2・5メートル)を整備。開通式には通学でこの道を利用している高雄小児童約70人も参加し、明石元秀市長が「地元のみなさんが用地などを協力していただいたおかげで整備できた」とあいさつ。高雄地区自治会連合会の前田護会長は「子どもたちが安全に通学できる道ができて良かった」と喜んだ。
通行止めの要因となった斜面崩落をめぐっては、赤穂市が地権者らに損害賠償を求めて提訴した裁判で、地権者に落石防護柵の設置を命じる判決が平成27年12月に確定。関係者によると、地権者には柵を設置できる経済力がないとみられ、判決の履行は困難だという。市は今年2月までにコンクリートブロックや鋼板による仮設の防護壁を約700万円かけて整備した。
[ 社会 ]
掲載紙面(PDF):
2017年6月17日(2235号)4面 (11,615,729byte)
コメント
センターラインずれてない?
元の道路はいつ開通されるのですか
投稿:センター? 2017年06月17日
代替路?こんな狭く、車が2台交わせない道で通行止めの時間帯も車は通ってるし、そうでない時間帯もバカみたいに飛ばしてる車がいる。正直、こんな道ができて迷惑。
投稿:だいじろう 2017年06月15日
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