2008年10月22日
伝統の技芸で入所者を魅了した西有年の獅子舞
西有年大避神社獅子舞保存会(本田勝一会長)は18日、東有年の特別養護老人ホーム「千種の苑」を慰問。入所のお年寄りを伝統の技芸で魅了した。
同施設では毎年正月、市内にある神社の中から一つを選び、社殿の写真を2階ホールに掲出。職員手製のさい銭箱を設置し、入所者が初詣で気分を味わえるようにしている。
今年は西有年・大避神社の写真が貼り出され、集まったさい銭を同神社に奉納。そのお礼に保存会が慰問を申し出た。
玄関前の広場で笛、太鼓のお囃子に合わせて3曲を演舞。肩の上に立った獅子が傘を手に舞う「昇肩」を披露すると、一際大きな拍手が送られた。
間近で見物した道端キヌエさん(86)は「よく稽古されたのでしょうね。見ていてワクワクしました」とアクロバチックな獅子舞に感激していた。
[ 文化・歴史 ]
掲載紙面(PDF):
2008年10月25日(1818号)4面 (9,846,956byte)
コメント
※コメントは投稿内容を赤穂民報社において確認の上、表示します。投稿ルールを遵守できる方のみご投稿ください。