2017年06月25日
後輩へ向けて「夢を持って行動しよう」と呼び掛けた長安成暉さん
赤穂中学校OBの現役大学生社長が後輩に向けて話す講演会がこのほど加里屋の同校であり、全校生徒約360人を前に夢を持つことの大切さなどを語った。
3年前に同校の生徒会長だった長安成暉(なりき)さん(19)=中広=は今年2月、高校卒業を前にロボット用アプリ開発会社「X−mov Japan」を創業。現在は関西学院大学商学部で学びながら事業展開へ向けた実証実験に取り組んでいる。この日は母校からキャリア教育の講師として招かれ、「自分で夢を創る」と題して講演した。
中学時代に人型ロボット「Pepper(ペッパー)」のプロモーション映像を見たのをきっかけに「ロボットと人が共に生きる社会を作りたい」と夢を持ったという長安さん。そこから勉学に身が入った自身の経験を紹介し、「夢が決まれば、それだけで人生は大きく変わる。そして、一歩踏み出してみることが重要」と強調した。
先輩の話に耳を傾けていた3年の市瀬大聖君(14)は「自分も『いつかは夢を決める』と頭に置いて生活していきたい」と感想を話した。
[ 社会 ]
掲載紙面(PDF):
2017年7月1日(2237号)3面 (11,690,634byte)
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