2017年07月15日
シュノーケルで海の生き物観察を楽しんだ御崎小児童
御崎の大塚海岸で13日、御崎小学校(東山真也校長)の3年生児童約50人がシュノーケリング体験。地元の海に生息する生き物を間近に観察した。
平成19年から続く環境体験学習で11年目。児童たちは6月に学校プールでシュノーケルマスクを着けて泳ぎを練習。悪天候などで2度の延期があり、待ちに待った本番となった。
ウエットスーツにライフジャケットを装着して5人ずつ順番に海へ。NPO「赤穂海っ子倶楽部」(三島正嗣理事長)のボランティアダイバーがマンツーマンでエスコートした。この日は海の濁りが少なく、「絶好のコンディション」(三島理事長)。マツダイの稚魚やアジの群れなどを観察できた。
赤塚まみ佳さん(8)は「1、2、3…全部で6匹。しましまとか、黒いのとか」と遭遇した魚を指折り数えてにっこり。佐井陸斗君(8)は「クラゲやカニもおった。ヒトデは赤や青できれいやった」と声を弾ませた。
児童たちは2学期に海の生き物の住み処となる海草のアマモを種から育て、来年3月にNPOの協力で同海岸に移植する予定だ。
[ 子供 ]
掲載紙面(PDF):
2017年7月22日(2239号)3面 (11,184,901byte)
コメント
東山先生は上郡中学校で10年以上にわたり稀少淡水産藻類チスジノリの調査研究を指導されてきた先生。地質や星、蛍の生態にも詳しい上に、今度は海ですね~。子供たちもふるさとの海を満喫して楽しそうです!
投稿:横山正 2017年07月15日
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