2017年08月03日
「ベストの走りをしたい」と調整に余念のない山本秀君
陸上男子400メートルで赤穂中3年の山本秀(しゅう)君(15)が8月19日(土)から熊本県民総合運動公園で開催される全国中学総体に出場する。「ベストの走りをしたい」と目標の舞台を見据えている。
7月の通信陸上県大会で51秒27の自己新で走り、全国大会の標準記録(51秒60)をクリアした。
もともとは100メートルと200メートルを専門としていたが、昨年8月の競技会で初めて400メートルにトライ。「思ったより走れた」と好感触を得た。冬場の筋力トレーニングで身体を鍛え、学校周辺の上り坂を繰り返し駆け上がる坂ダッシュでスピード持久力を高めた。その結果、自己記録は一年間で5秒近く速まった。
「フォームがきれい。ラスト100メートルを切ってから走りが伸びる」と中林達紀顧問(28)。山本君も「最後の直線で並んだら負けない」と自信を持っている。7日からは全国大会の前哨戦となる近畿大会があり、「50秒台で3位以内に入って全国大会へ弾みをつけたい」と目標の舞台へ向けてコンディションを整えている。
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掲載紙面(PDF):
2017年8月5日(2241号)4面 (12,280,542byte)
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