2017年08月11日
インターハイでの健闘を誓う塚本康介君
水泳の男子100メートルバタフライで赤穂高2年の塚本康介君(17)が全国高校総体(8月17〜20日、宮城県利府町)に出場する。2年連続の出場で、決勝進出と入賞を目指す。
前半からスピードに乗る泳ぎが持ち味。全国総体(インターハイ・IH)の出場権がかかった先月24日の近畿総体でも積極的なレースで54秒79の長水路自己新をマーク。順位は上級生に及ばず4着だったが、標準記録(56秒26)を大幅にクリアした。
「水をしっかりつかんでから腕を後ろに押す」ことを心がけて記録向上を図った今季。近畿大会当日朝のウオーミングアップで「体が重い」と感じたが、コーチから「肩甲骨の動きがおかしい」と指摘を受けて自分のフォームを取り戻せたという。
昨年のIHは66選手中42番目のタイムで予選突破はならなかった。今季の自己記録は昨年大会の予選7位に相当する。「ちょっとの油断やミスが決勝に進めるかどうかの分かれ目になる。インターハイに照準を合わせてやってきた。54秒台前半で泳いで決勝進出と入賞を狙いたい」と意気込んでいる。
塚本君は8月22日から東京辰巳国際水泳場で開催される全国JOCジュニアオリンピック夏季水泳競技大会への出場も決めている。
[ スポーツ ]
掲載紙面(PDF):
2017年8月12日(2242号)4面 (10,283,825byte)
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