2017年08月26日
『そのこ』 ○詩/谷川俊太郎 ○絵/塚本やすし ○晶文社
チョコレートの原料となるカカオ豆の収穫作業に従事しているガーナ共和国の子どもと、日本の子どもを対比した絵本です。
私たちはチョコレートをよく口にします。でも「ガーナ共和国」のことも「カカオ」のことも考えません。ましてや、カカオ畑で働く子どもたちのことも。
世界には、学校にも行けずに過酷な労働をしている子どもたちが、なんと2億1500万人もいるのだそうです。絵本に登場するガーナの子は、厳しい日々の暮らしの中でも、「将来は苦しい生活をしている人々を助ける仕事をしたい」と目を輝かせます。
日本の子どもたちは、毎日何を考えて暮らしているのでしょうか。
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『そのこ』○詩/谷川俊太郎○絵/塚本やすし○晶文社
[ 絵本で世界を旅しよう ]
掲載紙面(PDF):
2017年8月26日(2243号)4面 (12,989,584byte)
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