2017年08月25日
空手道の全国大会で女子団体3位になった如水館中の苦瓜ひなたさん
空手道の第25回全国中学生選手権大会は20日まで山梨県甲府市であり、広島県代表として出場した赤穂出身の苦瓜ひなたさん(14)=如水館2年=が女子団体で3位になった。
苦瓜さんは「空手道部がある学校で全国大会に出場したい」と尾崎小から広島県三原市の中高一貫校へ進学。ハイレベルな練習環境の中、今年は「ポイントを取りに行く技の鋭さとリスクを恐れない強い気持ち」をテーマに稽古に打ち込んできたという。
その成果が出たのが帝京(東京)との準々決勝だ。先鋒と中堅の対戦を終えて1−1で迎えた大将戦で「ものすごい緊張」を感じながらも相手の攻撃を見切り、上段突きでポイントを先取。さらにカウンターの突きを決めて勝利し、チームの3位以上を確定させると同時に、ベスト4に与えられる来年度大会の出場権も獲得した。
「相手の動きに自然と体が反応した。終了のブザーが鳴ったときはすごくうれしかった」と苦瓜さん。最上級生となる来年へ向けて「団体と個人の両方で全国大会に出て優勝したい」と前を向いた。
[ スポーツ ]
掲載紙面(PDF):
2017年8月26日(2243号)1面 (12,989,584byte)
コメント
※コメントは投稿内容を赤穂民報社において確認の上、表示します。投稿ルールを遵守できる方のみご投稿ください。