2017年09月01日
講演録『温故録』を刊行した佐方直陽さん
ふるさと歴史講座や高齢者大学などで数多くの講演活動を行ってきた元中学校長で郷土史家の佐方直陽(さがた・ちょくよう)さん(86)=坂越=が講演録をまとめた冊子『温故録』をこのほど刊行した。
赤穂市生涯学習専門員も務めた佐方さんは学校や各種団体などの依頼を受けて少なくとも200回を超える講演を行ってきた。講演テーマは赤穂義士、山鹿素行をはじめ郷土史、人生訓など多岐にわたる。
体調に用心して昨年で講演活動を終了したことから、講演録をまとめた。平成16年以降に行ったものの中から17本の講演原稿を収録。趣味の切り絵で描いた赤穂の風景画6点も収めた。
講演録について、「今まで話をしてきた証」と語る佐方さん。「今日まで私を支えてくださった方々に深く感謝したい」と話している。
100部発行。希望者に実費(1300円)で頒布する。Tel48・8202。
[ 文化・歴史 ]
掲載紙面(PDF):
2017年9月2日(2244号)3面 (16,703,268byte)
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