2017年10月05日
公演が期待される樫本大進さん
赤穂ゆかりの世界的ヴァイオリニストでベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の第一コンサートマスター、樫本大進さんが実力派アーティストたちと共演する「ル・ポン国際音楽祭 赤穂・姫路2017」は10月7日(土)に開幕。14日(土)まで赤穂と姫路で計6ステージを公演する。
同音楽祭は幼少期を母の出身地である赤穂で過ごした樫本さんが「赤穂でクラシック音楽を市民が気軽に楽しめる環境をつくりだそう」などと提唱し、平成19年に始まった。「ル・ポン」はフランス語で「架け橋」の意味。「音楽と平和、現在と未来、赤穂と世界の架け橋になるように」との願いが込められている。
今回は7カ国14人の演奏家がモーツァルト、メンデルスゾーンを中心としたプログラム構成で演奏を披露する。これまでと同様、樫本さんが音楽監督を務める。チケットは6公演のうち4公演で完売しており、10月10日、11日(いずれも赤穂市文化会館ハーモニーホールで午後6時半開演)のみ残席わずか。1枚1000円(全席指定)で同館窓口で販売している。Tel43・5144。
なお、会期中に入場無料の協賛イベントが次のとおり行われる。
▽ほのぼのコンサート=7日(土)午前11時、赤穂市民病院1階アメニティホール。西宮市少年少女合奏団メンバーによる弦楽三重奏。
▽プリコンサート=8日(日)午後1時、赤穂市文化会館小ホール。ハーモニーヴァイオリンアンサンブル教室などによる弦楽合奏。樫本さんも出演予定。
▽ほのぼのコンサート=9日(月・祝)午前11時、赤穂中央病院1階シュヴァイツァーホール。パイプオルガン奏者の荒井牧子さんによるコンサート。
▽丸山きみよボタニカルアート展=7日(土)〜11日(水)午前10時〜午後6時半(9日までは午後5時終了)、赤穂市文化会館展示室。植物を精密に描いた作品展。
[ 文化・歴史 ]
掲載紙面(PDF):
2017年10月7日(2248号)1面 (5,504,152byte)
コメント
※コメントは投稿内容を赤穂民報社において確認の上、表示します。投稿ルールを遵守できる方のみご投稿ください。