2008年10月27日
議員の公共工事請負契約辞退を条例案に盛り込むことを合意した議会活性化検討協議会
議員を対象にした政治倫理条例の今年度内制定を目指している赤穂市議会の「第10回議会活性化検討協議会」(小路克洋委員長)は27日開かれ、議員の配偶者または2親等以内の親族が経営する企業は市発注の公共工事などの請負契約を辞退するよう努める、との旨を条例案に盛り込むことで合意した。
協議会では、「条例ではなく、内規でもよいのでは。きょうだいまで影響を及ぼすのはいかがなものか」との慎重論もあったが、「(請負契約を辞退する親族の範囲は)この条例のメイン。内規では意味を持たない」と条例化に賛同する意見が大半。範囲については先行自治体の事例を参考に「2親等以内が適当」とした。
次回以降は条例案に盛り込むことを前提に、▽「請負契約」の範囲(下請け工事や業務委託契約、物品納入契約も含むのか)▽条例の実効性を担保するために「辞退届」提出を義務付けることの是非−などを検討する。
「請負契約の辞退範囲」については、条例化によって影響を受ける現職議員もあり、「条例制定への最大の山場」と見られていた。小路委員長は「これで今年度内に条例制定できそうだ」と話している。
[ 政治 ]
掲載紙面(PDF):
2008年11月1日(1819号)1面 (9,767,085byte)
コメント
所詮、選挙前の点数稼ぎ。「現職議員はこれをやりました。」と次の選挙でアピールするためのツールでしょう。
本当は、役所の定年退職者や、大手企業の組合の人や、役所側についてくれる人が選挙に出やすくするシステムです。
入り口を狭めることによって、さらに癒着しやすくなるのではないでしょうか。
あー、こわい、こわい。
投稿:某団体のかしら 2008年10月29日
一般的には3親等じゃないのかな?
どうせ抜け道があるんでしょうね。
身内の影響なんか考えるぐらいなら議員にならなければ良いと思います。
これよりも議員報酬削減を考えれうべきでは?
赤穂市も議会に出席に応じた報酬制にすべきだと思います。
投稿:一市民 2008年10月28日
市職員も自治会長関係も欲は同じではないのかな? また暴力団は立候補できるの?
現職議員の方には真面目に仕事と議員活動を両立されている方もいるのに
一部の暴利をむさぼる方のお陰で大変なことになってきましたね。
投稿:やれやれ 2008年10月28日
請負契約が下請けや、物品納入まで含まれるとするならば、議員の会社は契約できないことにしていまえばいいのではないですか?
投稿:おいおい 2008年10月27日
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