赤穂民報

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赤穂市民文化祭の短歌・俳句入賞者

2008年10月27日

 〔短歌〕
 ▽市長賞=「酸素マスク払はむ力もはやなき夫の息づかいを耳寄せて聞く」木村艶(加里屋)
 ▽議長賞=「晴れの日は好みの椅子を持ち出でて舅は一日を風と遊びぬ」小川恵(坂越)
 ▽教育委員会賞=「イエローと吾も差別を受けし国大統領候補に黒人選ぶ」魚本美智子(北野中)
 ▽文化協会賞=「吾が指を握りて離さぬ母の手を引きほどきたり帰らん時に」溝田香代子(高雄)
 ▽奨励賞=糸雅紀子(上仮屋北)起塚章子(有年原)沼田覚(有年牟礼)高瀬愛子(正保橋町)尼子勝義(高雄)

 〔俳句兼題〕
 ▽市長賞=「朝戸出の夫は大和路桜追ひ」宍戸みち子(上仮屋南)
 ▽議長賞=「新涼に萎えし気力の戻り来し」森井タツコ(南宮町)
 ▽教育委員会賞=「豊の秋捨てし故郷に住み古りぬ」本多芙紗女(大津)
 ▽文化協会賞=「夕焼の沖より満つる渚かな」奥野美恵子(新田)
 ▽奨励賞=前田祐子(木津)高岸みゆき(中山)深沢美佐恵(尾崎)陰山明江(高雄)桶口ひさ子(木津)江端貴世子(尾崎)

 〔同席題〕
 ▽市長賞=「鴨来ると聞けば河口へ歩を伸ばし」武本敬子(南宮町)
 ▽議長賞=「一ト雨に変る季節やそぞろ寒」戸部博美(大津)
 ▽教育委員会賞=「誰れ彼れと偲ぶ人増えそぞろ寒」真殿よしの(加里屋)
 ▽文化協会賞=「天高し病抜け出し友闊歩」木谷和美(尾崎)
 ▽奨励賞=矢野庸子(中浜町)柳田美鈴(元塩町)西江紘一郎(清水町)木待貞子(加里屋)


文化・歴史 ]

掲載紙面(PDF):

2008年11月15日(1821号)2面 (3,034,421byte)


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