2017年11月03日
忠臣蔵の映画脚本づくりへ市民有志がアイデアや意見などを話し合う映画制作準備会が発足。11月4日(土)に初会合を開く。
加里屋の作家、山口翔さん(55)の著作『永遠の忠臣蔵』を原作にプロの映画監督が脚本を担当することが決まっており、山口さんは「映画化への動きを忠臣蔵再生と地域活性化につなげたい」と話している。
『永遠の忠臣蔵』は赤穂藩の「大義」に主眼を置いて元禄赤穂事件をひも解こうと、山口さんが一昨年に出版。映画業界関係者の目に留まり、映画化への話が進んだという。東映で「遠山の金さん」「暴れん坊将軍」などを手掛けた映画監督の平田博志氏を脚本に起用することが決まった。
このほど脚本の骨子が山口さんの元に届いた。今月下旬から京都・太秦で開く企画会議で肉付けして来年1月に脚本を完成させる予定。山口さんによれば、「作品を通して赤穂の文化や魅力を発信できるように脚色を加えることは現段階なら可能」といい、映画制作準備会はそのための意見を市民から集めることを目的に開く。
12月9日まで毎週土曜日(11月25日を除く)の午後1時〜5時に加里屋の赤穂情報物産館2階で開催。入退室自由で意見を募る。問い合わせはTel55・9220(山口さん)まで。
[ 文化・歴史 ]
掲載紙面(PDF):
2017年11月3日(2252号)1面 (17,880,036byte)
コメント
山口さんなら史実に基づいた今までと違った忠臣蔵の映画を作ってくれるでしょう
投稿:先祖は、佐賀藩鍋島家の武士でした 2017年11月03日
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