2017年11月05日
来場者が一つずつ造花を飾り付けたオレンジリボンキャンペーン
子ども虐待防止を訴える「オレンジリボンキャンペーン」が5日、御崎の赤穂海浜公園であり、行楽に訪れた親子連れに啓発ちらしを配るなどPRした。
11月の児童虐待防止推進月間に合わせ、関西福祉大生を含むボランティア約30人がシンボルカラーのオレンジ色のシャツを着てキャンペーン。工作やゲームを親子で楽しめるブースを設け、造花で大きなオレンジリボンのパネルを作った。
厚生労働省のまとめによると、全国の児童相談所に寄せられた児童虐待に関する相談対応件数は平成26年度で8万8931件。児童虐待防止法施行前の11年度に比べ、7・6倍に増加している。同省は「189(イチハヤク)」に電話すれば最寄りの児童相談所につながる全国共通ダイヤルを設け、相談を受け付けている。
主催した赤穂市地域活動連絡協議会の岩崎由美子会長(52)は「これからも運動を広めて虐待の防止につなげたい」と来場者に賛同を呼び掛けていた。
掲載紙面(PDF):
2017年11月11日(2253号)3面 (16,729,531byte)
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