2017年11月06日
川柳赤穂吟社の創立5周年を記念して開催された川柳大会
「川柳赤穂吟社」(中田守正主宰)の創立5周年記念川柳大会(赤穂民報社など後援)が中広の赤穂市文化会館ハーモニーホールでこのほどあり、市内外から96人が参加した。
同結社は平成24年に発足。「赤穂から川柳文化を発信しよう」と毎年大会を開催しており、5回目となる今回は「友」「叱る」などの題で、ふあうすと川柳社主幹の赤井花城さんら選者7人が選考した。入賞句は次のとおり。
▽赤穂市長賞(赤井花城 選)
野分立つ花野に置いてきた慕情 大谷 慧水(姫路市)
▽赤穂市議会議長賞(古川奮水 選)
同じ愚痴何度も聞いてくれる友 紫 しめの(小田郡)
▽赤穂市教育委員会賞(赤井花城 選)
日が昇る生きとし生けるものへ向き 大黒 政子(赤穂市)
▽赤穂市文化とみどり財団賞(嶋村幸 選)
亡父の汗が叱るだろうな休耕地 両川 無限(鳥取市)
▽赤穂観光協会賞(古川奮水 選)
ふる里の風のみやげに友が来る 宮本富美子(赤穂市)
▽赤穂市商工会議所賞(嶋村幸 選)
叱られるたびに夕焼けとうがらし 目賀 和子(和気郡)
▽播磨川柳協会賞(赤井花城 選)
延命は無用天籟聞きながら 山崎三千代(岡山市)
▽赤穂民報社賞(永見心咲 選)
残り10秒そろそろ本音言えそうだ 青木 公輔(神戸市)
▽桃井ミュージアム賞(牧野ねえね 選)
山頂の汗が私を強くする 瀬戸れい子(広島市)
▽大石内蔵助賞(濱邉稲佐嶽 選)
春雷は父の慟哭かも知れぬ 両川 洋々(鳥取市)
▽大石主税賞(濱邉稲佐嶽 選)
痛点にストンと入る父の愛 近藤 朋子(岡山市)
▽川柳赤穂吟社賞
蔀 帆子(三原市)大黒 政子(赤穂市)両川 無限(鳥取市)山崎三千代(岡山市)古橋 茂子(神戸市)遠藤 哲平(岡山市)片山 厚子(赤穂市)
[ 文化・歴史 ]
掲載紙面(PDF):
2017年11月11日(2253号)3面 (16,729,531byte)
コメント
※コメントは投稿内容を赤穂民報社において確認の上、表示します。投稿ルールを遵守できる方のみご投稿ください。