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「心もピカピカに」善意の手縫い雑巾届く

2017年12月12日

  • 「リボンの騎士」を名乗るグループから寄贈された手縫い雑巾

    「リボンの騎士」を名乗るグループから寄贈された手縫い雑巾

 「子どもたちの清掃活動で使って」と匿名のグループから赤穂市教委へ手縫いの雑巾180枚がこのほど届けられた。
 「冬の寒い雑巾がけですが、がんばって学校や教室をきれいにして、しっかりと心も磨いてほしい」とのメッセージが添えられ、市教委は「子どもたちの成長を願う気持ちがありがたい」と善意に感謝し、希望のあった学校園所に配布した。
 市教委によると、雑巾を作ったのは「得意の裁縫で子どもたちを応援したい」という有志で構成されたグループで「リボンの騎士」と名乗ったという。
 雑巾は半分にカットした古タオルを材料に一針一針丁寧に手縫いしたものとみられ、「市販のものよりも丈夫でしっかりしている」(市教委)という。すべての雑巾に赤や青、ピンクなど色違いのリボンが縫い付けられている。
 50枚を受け取った高雄小学校(藤本浩士校長)ではさっそく児童たちが手縫い雑巾で窓や床を拭き掃除。6年の本家あやさん(12)は「リボンがかわいい。掃除の時間が楽しくなりそう」と笑顔で話した。


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