2018年01月01日
『イヌのすべて』 ○作/サーラ・ファネッリ ○訳/掛川恭子 ○岩波書店
午後3時頃になると一匹の犬が家の近くにやってきます。飼い主が誰なのかわかりませんが、困ったことです。子どもたちに危害が及ばないかと心を痛めています。
犬は、多くの動物のなかで新石器時代から人間にもっとも近い動物として飼われてきました。その間、動物としての犬がいつしかペット化し、今日にいたっています。
「イヌのすべて」というタイトルにひかれて絵本を買い求めました。
楽しいイラストによって犬の生態が綴られています。
私たちは、犬に何を望んでいるのでしょうか。絵本には次のように記されています。
こんなイヌならなにより
まいにちあいさつをしてくれるイヌ
かおをみるとよろこんでくれるイヌ
ひみつをうちあけられるイヌ
なつのあついひはいっしょにおよげるイヌ
はるにはいっしょにさんぽできるイヌ
では、イヌは飼主に何を望んでいるのでしょうか。犬も人間と同じ動物であることを忘れてはならないと思いました。
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『イヌのすべて』○作/サーラ・ファネッリ○訳/掛川恭子○岩波書店
[ 絵本で世界を旅しよう ]
掲載紙面(PDF):
2018年1月1日・第1部(2260号)4面 (11,491,017byte)
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